ゴルフダイジェスト社 わかったと思うな中部銀次郎 ラストメッセージ本・雑誌・コミック > 雑誌ゴルフダイジェスト
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作者の中部銀次郎氏は「アマチュアの至宝」といわれる、伝説のゴルフの達人として、ゴルファーに広く知られています。アマチュアゴルフ競技の最高峰、日本アマに6回優勝という空前絶後の成績を残しました。倉本昌弘、湯原信光など多くのプロゴルファーも信奉する人物です。この本は中部氏の生のエッセンスを、構成者の主観や脚色を一切まじえないで収録した、40編からなるゴルフエッセイ集です。サブタイトルのラストメッセージには、世のゴルファーに「これだけは言っておきたい」という本人の意が込められています。◆中部銀次郎プロフィール「1942年(昭和17)生まれ。甲南大学卒。60年、18歳で日本アマ初出場。62年初優勝、以後64・66・67・74・78年と17年にわたり通算6回優勝。67年には西日本オープンでプロをしりぞけ優勝。他にも数々のアマチュアタイトルを獲得している。現、久慈大洋ゴルフクラブ会長。主著に「もっと深く、もっと楽しく。」(日本文化出版)、「中部銀次郎ゴルフの心」(ベネッセ)などがある。ゴルフの技術や道具の進歩の目覚しい昨今、どうしたらゴルフが上手くなれるのか、溢れる情報に迷い、悩めるゴルファーはたくさんいます。そんなゴルファーたちに、本当に上達に必要なことは、技術でも道具でもなく、結局は心の鍛錬であることを説いています。 「何のこだわりもない、不安や欲や虚栄の一切ない、心が無の状態。そのときこそナイスショットが出る。それも自分でもビックリするようないいショットが打てるということを知ってもらいたかった」(本書より) 達人だからこそ、一般ゴルファーの悩みが良くわかるのでしょう。読む者の悩む心を癒して、励ましてくれる。そんな力を秘めた言葉が詰まっています。ちなみに本書の担当編集者は、原稿を読んだだけでオフィシャルハンディキャップが7つ少なくなったほど上達しました。